腰痛は病名ではなく、体に現れる症状の名前です。腰そのものに問題がある場合だけでなく、姿勢や立ち方、歩き方のクセ、職業、生活週間、ストレスなど様々な要因が絡んで痛みが出現しています。 背骨と背骨の間のクッションの役割を果たしている椎間板が、加齢や重労働などのストレスにより、変性・断裂を起こして髄核の一部が飛び出し、脊髄神経を圧迫することで起こる症状 加齢によって脊椎が変形するしたり、椎間板の膨張などが原因で脊柱管が圧迫され、血流の悪化から脊柱管狭窄症を発症します。 ・間欠跛行(典型例) 急激に重たいものを持ったり、無理な姿勢によって繰り返し筋肉に負荷をかけたりすることで発症します。
当院のような整体院の腰痛施術は動かしたときに痛みがあるような、筋骨格系の痛みであることが大前提です。安静にしていても激しく痛い時、日を追うごとに痛みが増している時などは上記のような内科的疾患が原因で発生する腰痛の可能性があります。当院ではカウンセリング、理学検査と当院独自の体の歪みや骨盤のズレをみる検査を用いて原因を探り、当院では対応しきれない疾患だと判断した場合、速やかに適切な医療機関への紹介を行っております。 女性特有の腰痛として、産前産後や生理に伴う腰痛があります。生理に伴う腰痛は、鈍痛であることが多く、痛みの部位はぼんやりしていてはっきりしません。 更年期になるとホルモンバランスが変わることで腰痛が起こりやすくなることがあります。
腰痛状態を放置することで、腰を支えるためにある深部の筋肉(多裂筋や回旋筋)は徐々に弱体化していき、周囲の動かすための筋肉(腰方形筋や臀筋群)はどんどん固く張った状態になっていきます。そして、慢性化された腰痛は、脳が通常状態だと認識してしまい、中々治りにくい状況を作っていってしまいます。そのストレスが自律神経の不調にも繋がり、慢性腰痛を定着させていきます。
当院ではただただ腰を揉む、マッサージするということは致しません!!腰痛の原因は多くの人がいくつもの原因が複合的に重なって持っていることが多く見られます。以下の5つの点をカウンセリングや検査により把握し、問題となっている部分を改善していきます。 過去のケガ スポーツや趣味、仕事、 骨盤の状態、背骨の動き方、 座り方、立ち方、 靴の履き方 まず、はじめに体の土台であり、肝心要である骨盤の施術をしていきます。背骨を支えている骨盤のなめらかな動きがなければ、腰痛は何度でも繰り返しますのでそこから施術を行います。 状態に応じて実際に痛みが出いる部位にも、徒手療法や鍼灸治療を用いて、筋緊張を和らげたり、筋活動を促進させたりします。自律神経の調整にも鍼灸を用います。
姿勢分析、歩行分析、荷重分析、動作のクセを分析して、カラダを壊してしまう動きがないかをチェックします。これらの動きがスムーズでなければ、歪んだ動きになってカラダを壊してしまうので、その動きをヨガやピラティスをベースに当院のオリジナルを盛り込んだトレーニングを通して、なめらかでスムーズな動きに戻していきます。 意外と知られていないのが痛みや症状の原因が靴にあるということです。靴選びや履き方がおろそかになっていることが多いです。 ストレスで神経過敏な状態であれば、それを解放するために必要な動作の修正と、運動のクセの修正。筋肉と連動する関節のなめらかさを回復させていきます。
施術で非常に大事なことが、初回の施術で無理をして痛みを完全に取り切ろうとしないことです。私たちの体にはホメオスタシス(生体恒常性)という、体外環境が変化しても体内の環境を一定に保とうとする仕組みがあります。私たちの施術の役割は、患者さん本来持っているホメオスタシスの機能を最大化することでもあります。つまり、スムーズに治っていくレールの上に乗せてあげると自然と体は治っていきます。最短最速で痛みを軽減させるには、初回施術時は一回で治そうとせず、3割程度の痛みが軽減すれば、施術としては大成功です。腰痛は一度なると、定期的に繰り返す方が非常に多いです。繰り返さないために、再発予防のプログラム(姿勢、動作の改善、柔軟性、筋力アップ)を行うことをオススメしています。
腰痛の原因と改善方法についてLow Back Pain
腰痛はなぜ発症するのか
腰痛には原因が特定できる『特異性腰痛(15%)』と原因が特定できない『非特異性腰痛(85%)』に分けられます。
『特異的腰痛』で代表的なのが、腰椎椎間板ヘルニア、高齢者に多い脊柱菅狭窄症、骨粗鬆症が背景にある脊椎圧迫骨折などがあげられます。主な症状
腰部脊柱管狭窄症(LSCS)
主な症状
一定の時間あるいは距離を歩くと、足に痛みや痺れが生じ、一度休まないとそれ以上歩けなくなる状態。少し休むとまた歩行することができます。筋・筋膜性腰痛
筋・筋膜性腰痛の特徴は、痛みの部位が明確で、その部分を押してあげると痛気持ち良い感覚になります。
通常は数日で回復しますが、負荷がかかる状況が続いたり、寒さで血流が悪くなると、強い痛みやしびれが生じ、症状が悪化してしまう可能性もあります。専門病院への紹介症例
こんなときはすぐに当院までご相談を!
腰痛が発症しやすい職業・生活習慣
アクティブに働く方
同じ姿勢をキープしがち
生活習慣が乱れている
産前産後や生理に伴う腰痛
妊娠中は大きくなったお腹を支えるのに、体の重心が変わり、腰を反らせる姿勢(Sway back)になることが多く、腰痛を起こしやすくなります。
子宮が大きくなり骨盤周りの筋肉を引っ張ることも原因の一つです。産後も授乳や夜泣き対応、長時間の抱っこなど育児、家事に追われると身体的、精神的双方の負担から、腰痛が慢性化することもあります。ホルモンバランスによる腹痛
腰痛が良くならないのは自律神経に原因があるかもしれません。自律神経は、体を活動的にする交感神経とリラックスさせる副交感神経の働きに分かれています。コントールもとの脳に過度なストレスが加わって、痛覚が鈍く(または過敏に)なったり、正常に運動できない、または痛みを回復させる力が落ちたりと、さまざまな症状を引き起こします。また、自律神経の乱れは血流を悪くするため、腰痛への影響にもつながります。
腰痛を放置しておくことで
引き起こされる別の症状
そこから腰痛に発展する場合もあります。 腰痛のアプローチ方法
(骨折や捻挫、打撲、転倒、交通事故によるダメージなど)
日常生活の姿勢と動作のクセ
全身への運動の伝わり方
歩き方、走り方
(フィッティング)土台となる骨盤の施術
症状のある筋肉への施術
分析とトレーニング
足元からの改善
これらの問題への対処の仕方
施術で大事にしていること
セルフメンテナンスについて