花粉症

2024年6月6日 カテゴリー:お知らせ

花粉症

花粉症は日本人の2人に1人がかかっていると言われています。

花粉症はアレルギー疾患の一種です。

ウイルスなど体に害を及ぼす「侵入者」を排除する免疫システムのバランスが崩れ、本来は害のない花粉などに過剰反応する状態です。

目や鼻の細胞の表面に付着しているIgE抗体と花粉とが結合し、アレルギー症状と関係している「肥満細胞」と呼ばれる細胞から化学伝達物質が分泌され、それらの物質が神経や血管を刺激することで生じます。

鼻水や鼻づまり、目のかゆみなどのアレルギー症状を起こしたり、必要なときにきちんと働いてくれなかったりしてしまいます。

花粉症の発症に関わる免疫細胞の半数以上が腸内にある‼︎

腸内環境がどのように花粉症につながるのか?

体の中には細菌やウイルスなどから体を守る“免疫”という仕組みが備わっています。

花粉症は、この免疫が花粉を異物だと判断することによってアレルギー反応が起こることで発症します。

このような免疫に関わる細胞の約60%は腸内に存在するとされており、腸内環境が悪くなると免疫のはたらきに異常が起こり、花粉症をはじめさまざまな病気を招きやすくなるといわれているのです。

腸内環境改善栄養素

ビフィズス菌などの善玉菌で腸内環境を整えると免疫バランスが調整され、アレルギー反応が抑えられるといわれています。善玉菌を摂ることはもちろん重要ですが、さらに、その餌になる食物繊維やオリゴ糖も取り入れることで、善玉菌は元気になり腸内環境は更に改善します。

・善玉菌の摂取:乳酸菌(ヨーグルト・乳酸菌飲料、キムチ・ぬか漬けなどの発酵食品)
・善玉菌の餌の摂取:食物繊維(野菜・豆・海藻・きのこ類・ナッツ類など)
:オリゴ糖(バナナ・はちみつ・きな粉など)

当院では鍼灸治療します‼︎

初期施術は「花粉が飛び始める4週間前から」始めるのがいいと言われています。

生活習慣や食生活、お通じのリズム、睡眠の質なども丁寧に伺っていきます。

現在のお身体の状態を知るために、脈診、舌診、腹診をさせていただきます。

花粉症を含めアレルギー疾患を抱える方全般の傾向として冷え性、胃腸虚弱や月経不順などの体質的な症状を抱えていることが多くあります。東洋医学ではこの病態を虚証と言います。

自律神経、虚証、実証を判断し必要なツボに鍼をしていきます。
お身体に合わせおへそ周りのツボや、前腕、側頭部、鎖骨の下、内くるぶしの前、足首内側、膝の内側等のツボを使用し根本治療をします。

それに併せて花粉症治療に即効性のある顔面のツボに鍼を打っていきます。

【上星(じょうせい)】

【印堂(いんどう)】

【攅竹(さんちく)】

【睛明(せいめい)】

などの代表的なツボを使ったりします。

気になることがあればお気軽にご相談ください!